
施工前の整地に脱帽。
急傾斜を削って鹿の跳躍を防ぎ、平坦な管理道を造る行動派の地区。
トタンや鉄筋での補強作業もこの外周を行き来できるおかげ。
「綱押さえも丁寧で、とても良くしてもらいました。折返しが効果大です。」
「溝を渡るところの処理法について、いろいろ情報やアイデアが欲しいです。」

鹿は水路でも2M位の高さまでは爪がかりが良く?駆け上がることが出来ます。
猪だと1M20位なら。
「急斜面を横切るコース取りは、鹿が越えたがってダメだ」
「控え用のケーブルをもっと太くせよ。
チップソーで瞬時に切ってしまう。」

急登、急降下は支柱高(綱高も)が低くなり、見るからに鹿が越えそうですが、踏み切りのバランスが悪いのかあまりトライしない。
上の写真のように幅員の確保と溝掃除のし易さと斜面から離すべし の3すくみでどこでも悩みます。
「一部、越えるところが決まっている。なんとかします。農道沿いなど控えのとりにくい所が多く御苦労様でした。」
(殿町自治会 談)
「猪にはもっと1m扉の下部の補強が必要。」

扉については、わずかでも動きがある限り(落とし棒付でも)、鼻で上げようとするので、扉と気づかせない為の障害物を設置するしかない。
トタンでも戸板でも丸太でも・・・もちろん本体も肝要ですが。
「堅く張ってあるんで、少々犬が当たってもはね返されてます。
高さも丁度だし、地面も細かく留めてあるから掘ることもないし・・・」

ドッグランの囲いです。
牧場と一緒で外への逃走防止用途で常とは発想を少し変えます。
大雨の後、水の道が出来るので掘る犬も想定すると折り返しは必要です。
「尾根から跳び越えるやつ何とかならんか?」

外側に踏切妨害用のケーブルを交錯させました。継ぎ足しは、この場合視覚的にダメです。
プレーの気に障らないレイアウトと、コース全体の景観重視という大テーマのもとで、
10Kmもの柵がどのように機能しているかを鹿になってチェックをしに行きたいものです。
(篠山市 野々垣 引口農産 様談)
「しっかりとした仕事をしてもらおうと思ったら、やり易いようにコースの下準備をしておくべし。」
「軟土や湿地、窪地のアンカーが効かなきゃその場その場で補強すべし。」